吉田直志

2020年6月2日2 分

建築写真のお話です。

 本日は建築物の撮影に関するお話を少々。

 私は写真のプロではないので、本格的な機材等や編集ソフトによるレタッチの技術も持ち合わせていませんが、弊所で設計させて頂いた建築で、プロの方に撮影して頂いていない建物は、数年前から自分で撮影してきました。

そして、外観写真を撮影する上でどうしても気になるのが、広角レンズで撮影した時の建物上部に向かって窄まっていく“歪み”。シフトレンズやあおりレンズと呼ばれる光軸を意図的にずらしてその歪みを解消してくれるレンズを購入すればいいのは重々承知していますが、わりといいお値段がするので、躊躇してしまいます(^^;

 そんな時に、adobeのLightroomなるソフトで歪みが補正できることを友人に教えてもらい、さっそくライセンスを購入しようと思ったのですが、使用頻度からするとちょっとこちらも躊躇してしまいまして…

そして過去にこちらのブログで書かせていただいた(https://yamanaka-sekkei.wixsite.com/website/post/建築写真に使えそうです。)『構図微調整機能』に行き着て今に至るのですが、先日、友人より『Luminer3が無償公開されてる!』との情報があり、さっそくダウンロードして試してみました。

上記過去部ブログで使用した『焦点距離10㎜で撮影した成田山新勝寺』写真をしようしまして…

まずはそのままの写真。

えらい勢いで上部が窄まってます(^^;

そして『構図微調整』機能を使用して撮影した写真。

かなり歪みが補正されてます。

そして、『Luminer3』でレタッチした写真。

なんということでしょう!

壁や柱が真っ直ぐではありませんか!!

ちなみに、弊所HPの作例に掲載してある施設の写真もレタッチしてみまして。

そのまま撮影バージョン。

レタッチバージョン。

なかなかいーんじゃないかとっ!!

レタッチすると画角がかなり変わるので、後の構図を考えて撮影しなければですが、その辺を撮影時に考慮すれば十分使えます!!

情報を教えてくれた友人に感謝です(^^

 

 

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